このページではCircling Approachにおいて、所望のDownwind幅に会合するLegの秒数を求めることができます。
Downwind Altiude | Downwind Course | Circling Dist | L/R | ISA Dev |
---|---|---|---|---|
IAS[kt] | Bank Angle |
---|---|
Input Dataを保存します:
保存したDataを読み込み:
Turn DirectionとWind以外のデータはSAVEボタンでブラウザに保存できます。※対応していないブラウザもあります。
ブラウザに保存したデータはLOADボタンで呼び出せます。
Reference
Wind | |
---|---|
Direction | Speed |
Wind Component | |
---|---|
Head/Tail | Cross |
このWind DataはDownwind時のWind Componentを算出します。別ページのものとは逆になることに注意してください。
Approach CourseからCircling Downwindへ入る秒数を求めます。Cutting Angleは45度と60度を選ぶことができます。Referenceで入力した風が反映されます。IASは上で入力したものではなく新たにApproach Speedとして上表に入力したものを使用しDownwindまで変更しないものとします。
このページにおいてもTurn In/Outは考慮していません。体感的にはやはり計算結果よりも10秒程度小さく見積もるといいと思います。Bank角を小さめに設定するのも有効です。旋回中のDistanceは幅方向の移動距離です。
Position | Course | TAS [kt] | GS [kt] | HDG | Dist[NM] | Time[s] |
---|---|---|---|---|---|---|
Approach | ||||||
Braak | TURN | TURN | ||||
Cut Leg | ||||||
Join | TURN | TURN | ||||
Downwind |
TAS, Ground Speed, 旋回半径を求める式については他ページを参照してください。
図はわかりやすいようにApproach CourseのWCAが大きい場合を示しています。点AからBまでLeft Turnを行う場合の対気上の航跡です。ライトブルーで示した風により対地では点CまでDriftされます。点Aから垂直に伸びる点線がApproach Courseです。旋回開始する点Aでは角度(−)αのWCAを取っているため、HeadingがApproach Courseになるまで図では左に膨らんだ形になっていますが、対地ではその間右へDriftされ、航跡はApproach Courseの右側になります。
この旋回A~CにおいてDownwind方向へ移動距離は、Approach Courseに対する垂直成分、線分A'C'です。
図の線分A'B'---(1)
それに旋回時間分の風のその成分(線分B'C')---(2)
を加えた値です。
角度βは、変針角度からαを引いた値なので、Cutting Angle(45°または60°)にCutting LegのWCAを加えた値です。
旋回半径をrとすると、線分A'B'
となります。参考までにApproach CourseにおいてIASが約150kt、横風30ktだとするとWCAは約10°となり、図の左側に膨らむ部分は約0.01NM程度です。ほとんど無視してα=0として上式を
としても有効桁数2桁では計算結果にほとんど影響しませんが、このページの計算式には近似値を用いずきちんと組み込まれています。