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Simulator

滑走路と Environment をここで一度決めると、Traffic Pattern と Circling がその設定で計算します。 風は地上風と 10000ft の風を高度で按分するので、Downwind Altitude を決めた時点で その高度の風が自動的に各ページへ入ります。

Runway

ICAO コード(例: RJAA)を入力すると空港候補が出ます。空港と滑走路を選ぶと Runway Bearing(磁方位)と Field Elevation(その滑走路の THR 標高)が入ります。 手入力での上書きも可能です。

出典は OurAirports(パブリックドメイン)で、 AIP そのものではありません実運用では必ず最新の AIP/チャートで確認してください。

Runway
Runway Bearing Field Elevation

Environment

地上風と 10000ft の風、および ISA Deviation を入力します。 この2点のあいだは高度で線形に変化するものとして扱います。

Environment
Surface Wind Wind @ 10000ft ISA Dev
Direction Speed Direction Speed

地上風の成分

Head(+)/Tail(−) --kt
Cross --kt

地上風を入力すると、Runway Bearing に対する成分をここに表示します。

Aircraft Setting

Aircraft
Approach Category

Approach Category は Circling ページで2つのことに使います。ひとつは MDA (Field Elevation + A 350 / B 450 / C 450 / D 550 ft、10ft 切り上げ)で、これが Downwind Altitude になります。もうひとつは 周回進入区域 (滑走路末端から A 1.3 / B 1.5 / C 2.0 / D 2.5 NM、片側に障害物がある場合は その側 A 1.0 / B 1.0 / C 1.5 / D 2.0 NM)で、最後の旋回が区域に収まるかを判定します。
出典は AIM-J 633b(日本の基準)です。ICAO PANS-OPS や FAA TERPS とは 値が異なるので混同しないでください。未設定のままでも計算はできますが、 Downwind Altitude は従来の Field Elevation +600ft となり、区域の判定は行いません。

高度ごとの風

按分の結果です。Head/Tail と Cross は上で入力した Runway Bearing に対する成分で、 Head/Tail は正が向かい風、Cross は R が右から・L が左からです。

Interpolated Wind
高度 風向 / 風速 Head(+)/Tail(−) Cross
すべて入力すると、高度ごとの風をここに表示します。

この設定で計算する

解説

風の按分

地上風と 10000ft の風のあいだを、高度に比例して変化するものとして扱います。 Downwind Altitude が 1500ft なら 10000ft までの 15% の位置なので、 地上風 85%・上空風 15% の割合で混ぜた風になります。

風速は単純な線形補間ですが、風向は「近い側の弧」に沿って補間しています。 度数をそのまま線形に補間すると、たとえば地上 350°/上空 010° のときに 中間が 180°(真逆)になってしまうためです。この2つは 20° しか離れていないので、 中間は 000° 付近でなければなりません。

10000ft より上は外挿せず、10000ft の値で頭打ちにします。 また ISA Deviation は高度によらず一定として扱います。

この設定が効く範囲

保存した設定はブラウザに残り、Traffic Pattern と Circling の Runway Bearing・Field Elevation・風向風速・ISA Deviation に自動で入ります。 各ページで「この Environment を使う」のチェックを外せば、従来どおり手入力に戻せます。